コンピューターによる犯罪には、1987年に初めてコンピューターに関連する不法行為を罰する法律ができました。
コンピューターは、この20~30年で大きく変わりました。大企業や一部個人だけが持つ孤立時代、電話回線を通じてデータのやりとりを行う草の根ネットワーク時代、このような時を経て、世界に情報を発信したり、誰もがテレビのように見たりと出来る大規模で身近な存在になってきました。
コンピューターがあれば仕事も、お金の振込みも、お買い物も自宅でお小遣い稼ぎまでもが出来るようになりました。会社や個人だけでなく、身近な市役所、保険、税金に至るまで、国の重要な情報が大体全てコンピューター化されておりますね。
コンピューターのデータなんて、仕組みを知っていれば、やりとりを覗いたり、データの書き換えなど簡単にできてしまいます。国民としての大切な情報、自分の土地やお金、仕事の契約書までもですよ・・・
コンピューターによる犯罪には、1987年に初めてコンピューターに関連する不法行為を罰する法律が出来た。偽情報の登録、他人のデータを不正に覗いたりするのは罪になりますよ、という内容でしたね。その後、インターネットや携帯電話の普及で、性情報の氾濫、迷惑メールが社会問題になっていますのでよくご存知でしょう。掲示板を利用しての個人や企業の名誉の損害、犯罪の話し合いおよび予告などなど、取り沙汰されましたよね。利用者と問題、法律が今後も益々、増えていくでしょう。
コンピューター犯罪の歴史は、まだまだ始まったばかり・・・・・