ほんの少し前のコンピューターといったら、値段も大きさも「車」以上もあったんですよね。
コンピューターの歴史をご存知ですか? ほんの少し前のコンピューターといったら、値段も大きさも「車」以上もあったんですよね。大きさが、今の超薄型ノートパソコンなどを見慣れている人だと、冗談に聞こえるでしょうね。でも、実際は車よりかなり大きく、大人が立って両手を広げたよりも大きい箱が何個か並んでいる、それが、たった1つのコンピューターだった時代もあったのです。
その巨大さの大部分は、メモリー。コンピューターの画面表示や計算内容を一時的に記憶する部品。容量は、たったの16kバイト・・・・。
ちなみに、最近のパソコンのメモリー容量は大抵、ギガバイトくらいはあるのは普通ですからね。16kバイトからすると・・・・・数万倍以上の能力です!小さなノートパソコンに隠されている、数万倍以上のそのメモリーの姿を見ようとパソコンの中を覗くと筆記用具の定規ほどの薄さと大きさなのです。
コンピューターに対する価値観についても、ちょっと前までは、小難しい研究をうたう機関、頭脳派で名が知れるマニアックな個人関係者が、一大決意してやっと購入していたという。最近では、3年で買い替える前提でメーカーが製作、販売しているようですね。一つには、性能の進歩が、早すぎるからです。
それに、実際ユーザーが使っている機能は基本的なものが大半だから。そんなベーシックなユーザは、ちょっとした文章やインターネットの閲覧程度で満足なので、3年で壊れてもいいようなパソコンではなく、長持ちするものが欲しいというのが心情でしょう。